2009年8月18日火曜日

Harvard Business Review 2009年9月号


信頼というものに焦点を当てている号です。
人はそもそもが他人を信じやすいようにできているといった話や、チームワークに関する一般的な認識を覆す話などは小さな企業にとっても役に立つ内容かと思われます。

金融恐慌から端を発した経済危機の状況下において、実は一番得ることが難しくなったことの一つの信頼というものがあるのではないかと考えています。
それまであって当然だと思われていたものが容易くひっくり返る世の中にあって、一体何を信用して生きていけばよいのか、という思いを抱いた方は多いのではないでしょうか。


「商売は信用が命」という言葉は以前から言われています。
それは一朝一夕にできるものではなく、長い時間をかけて育むものであることは間違いありません。
しかし、信頼を築くことを意識しないまま単純に事業を継続していて信頼が得られるほど楽な時代でもないのではないでしょうか?

大切なことは経営を意識化することです。
何を目的としてどのように取り組んでいるのか、そしてそれはどのような評価を得ているのか。
このような日常的な研鑽を続けることが、信頼を得るためには必要なのだと思います。

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