2009年1月16日金曜日

Harvard Business Review 2008年12月号




事業経営においては「自社が優位な場所・時間・方法」などを考える必要があります。
どんなに商品が良くても売れないこともあれば、流通方法を変えただけで状況が一変するようなこともあり得ます。
広い意味での「商売の仕組み」を考えることが重要です。

仕組みにおいては、自社を硬直化させるのではなく、変化を受け入れ改善や進歩を続けられるような状況を考慮する必要があります。
同じ場所に居続けることは企業を安定させますが、突然の死を迎えることも多いのです。
多様な能力を活用し、常に自社事業を自ら陳腐化させるような努力が必要です。


本書は「自社を優位に立たせるための仕組み」について書かれています。
自社内の組織に対する考え方から、ITを活用した「無償の貢献」を引き出す方法まで、多くの事例が取り上げられています。
大企業がサンプルですので模倣はそれほど簡単ではありませんが、ポイント毎に皆さんの事業で活用できるものもあるはずです。

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