2011年7月5日火曜日

アースダイバー



東京に存在する宗教施設や有名なスポットの多くが、遠い過去においては水先、岬の部分に該当するのだそうです。
半島の突端、岬の部分は今で言うところのパワースポットのような存在でした。
死者の霊を祭り、場合によってはその力を借りることすらする「死を隣にあるものとして受け入れた世界」が存在していたようです。


湿度の高いところと性・エロ産業の相性の良さなど、東京という街の原動力は明るい陽の気だけでなくジメジメとした、陰気な部分があるのかもしれません。
如何に都会から影をなくすのか?ということに苦心をしていた我々が、今回の震災を機に「どうすれば涼しく過ごすことが出来るようになるか?」と頭をヒネっているのはなんとも皮肉なことかもしれません。


生と死、光と影、清濁、陰陽、今のような時勢にあってこそ色々なものを受け入れた方が楽なのではないかと思います。

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