2010年1月24日日曜日

究極の身体



高岡英夫さんが書かれた、スポーツの世界における達人と呼ばれる人々や、剣聖と称される剣術家などが持っていたとされる究極の身体についての本です。


ゆる体操が何を目指して作られたのかを理解するのにとても良いかと思います。
物理学的なお話が相当出てきますが、図解が多いので想像力を働かせれば理解出来るようになっています。

私たちが何となくやっている身体の動かし方に潜んでいる非合理性などが明らかにされます。
大きな塊として認識されている身体の様々な部位は、実はバラバラに分割出来るようになっています。
バラバラで、柔らかく身体を使えるようになることの重要性が繰り返し説かれます。


とても楽しめる一冊でした。
武道はもちろん、音楽や絵画といった芸術など身体を使って表現をする人には是非お読み頂きたい一冊です。

0 件のコメント: