2010年1月2日土曜日

Harvard Business Review 2010年1月号



トヨタの生産・在庫管理方式を作った大野耐一さんの特集号です。

大野さんのやろうとしたしたことは、事業に身体感覚を身に付けさせることでした。
生産のスピードや流れについて柔軟性を持たせ、製品の作り過ぎを防ぐことで不要な在庫を抱えることを防ごうとしました。
経営者レベルまでいかなくても生産の現場において現在の生産量が適切なのか否かが判断出来るために考えられた仕組みがかんばん方式です。


多品種少量生産という課題にどう立ち向かうのか。
どこまでを自社で請け、どこから外注に出すのか。
受注から入金までのリードタイムを如何に短縮するのか。
これらのお話は大企業のみならず、小さな会社においてこそ拘るべきお話です。

身をもって難題に取り組んだ大野さんのお話は、現在の日本企業においてこそ有用なものとなるのかもしれません。

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