今更ながら、ではあるのですが。
音楽というものは想像以上に「身体運動的」な要素が求められています。
骨、筋肉など身体に対する意識がどのようにあるかによって、その演奏レベルは大きく変動します。
そして、我々は身体の外側からしか自分の身体をみることはできません。
困ったことに、その外側からみえる身体と実際の内側とでは大きく異なっている部分などがかなりあります。
例えば「指の関節」がどこにあるのか皆さんはお分かりでしょうか?
本書はそういった疑問に対して非常にわかりやすい「図説」がついています。
自分の関節がどこにあるのか、ということを正しく認識出来るだけでもかなり運動のレベルは変わります。
また、本書は「自分が学んだ技術」を音楽につなげるためのガイドブックとしても活用できます。
「実際に使うに当たってどう落とし込むか」といった部分を考えるのにとても役立つかと。
音楽家のみならず、身体に対する意識を高めたい方にオススメの一冊です。
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