2011年2月7日月曜日

易経



中国の古典「易経」の入門書です。
能や尺八に関するお話などを読んでいて、陰陽に関するものに触れておいた方が良い気がしたので読んでみました。
正確には読んでみた、というよりも易経のやり方で自分のことを占ってみたりしました。

中々どうして、よく出来ているツールだな~と思います。
「機」をみるために使うのですが、それが時系列に従って読み解かれていくさまは中々相関です。
また、占術の技法そのものにごく簡単な簡易版が用意されているところも良いです。

占いというと馬鹿にしがちですが、中々どうして世界の中枢では未だに「西洋科学では説明できないもの」で成り立っていることが多数あります。
そして何より大切なのは「出たものから何を読み取るか」は結局その人次第、ということです。
特に易経はそういった「読み手、受け手の解釈」が非常に問われる代物です。

当たるも八卦当たらぬも八卦、タイミングを測るのに良いツールかもしれません。

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