2010年8月3日火曜日

史上最強の哲学入門



「哲学的な何か」というシリーズで有名な飲茶さんの著作三冊目です。

ここ最近、色々な機会に主張していることなのですが、哲学というものは非常に「実践的」なツールだと私は考えています。
昨今のような「何がなにやらよう分からない状態」にあって、自分の寄る術があるということは、それだけで大分生きやすくなるのではないかと。

哲学というものが「あまりにも大仰で」「難しく」「自分には関係のないもの」と切り離してしまうには、あまりにももったいないと思います。
平たく言えば、マネジメントやマーケティングの発想法だって、根幹には哲学(宗教的なものも含む)が存在しているのです。


本書は、その哲学についてエンタテインメント性を交えながら、歴史を追うのではなく「項目別」に体系立てて解説することで「哲学の使い方」を説明してくれます。

今のあなたにとって、哲学があまりにも遠い存在ならば、是非手元に一冊。

0 件のコメント: