2010年8月30日月曜日

オトコの仮面消費



「女性が強い時代」と言われて久しいですが、一方で「男の存在感」は薄くなり続けているように思われています。
実際、企業のマーケティング等においても、如何に「女性を取り込めるか?」という視点から商品開発等が進められているようです。
特にこれまで男の専門分野だと思われていたような商品(車は家電製品など)においても、女性側が主導権を握るようなケースが増えているようです。


しかし、それでは本当に男は「お金を使わない」生き物なのか?
本書では「そうではない」ということを主張し、男の生態系について実例を挙げながら「男のお金の使いどころ」を探っていきます。

読んでいると「あ~そういうことあるよね…うんうん」というようなお話が続々と出てきます。

また、昨今の定説である「ニッチな部分を狙っていく」というマーケティングの常識に対して果敢に戦いを挑んでいる本でもあります。
「王道」において如何に商売をしていくのか。
それは企業の規模には関係がないのではないか?ということを考えさせられる本です。

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