2011年3月28日月曜日

粗食のすすめ



以前から買ってあった本ですが、こういう状況になり少し早めに読んでみました。
「風土にあったFOODを食べるのが良い」というのは確かにそうなのかと思います。

また、昨今の「栄養素重視」の食事については何かがおかしい気がしています。
「◯◯を何グラム食べたから大丈夫」というのは食べ物の部分的な要素のみを取り上げています。
しかし、一つの食べ物には色々な側面があって当然で、その一部分だけを取り出して「◯◯健康法」といった話につなげるのはおかしいのかと。


とはいえ。
本書もまた食べ物の「一側面」を抜き出して話が進んでいる部分もあります。
ですので全面的に信頼するのもどうなんだろう?とも思っています。
明治時代くらいの平均寿命と現在とを比較した場合に、あきらかに現在の方が長いのは確かですし。
本の中で語られている統計値やデータの扱い方にやや恣意性を感じます。

ちなみに、本書で紹介されている粗食メニューは被爆時の対処として良いとされているメニューと非常に似通っていますね。
その側面から見直してみるのも良いかもしれません。

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