2009年9月20日日曜日

人を動かす


人間が一人でできることには限界があります。
しかしながら、やらなければならないことはまた非常に多彩です。
自分に向いている仕事からそうでないものまで、実に多くの「仕事」をこなさなければなりません。


そのような現実を目の前にし、実際に大きな成果を出している人々の多くはある一つの共通点をもちます。
それは「人に動いてもらう、働いてもらうことが上手なこと」です。

そして人に動いてもらうに当たり、もっとも重要なのは「立派な組織論」ではなく「人間として当たり前の行動が出来ているか」という点なのではないかと思えます。
「この人のためなら動きたい」と相手におもってもらえるか否か。
そうやって少しでも多くの人から共感を得て、多くの人に支えられている人が最後に大きな成果を遂げることが出来ます。


本書はそのための「自分の行動指針」がまとめられている本です。
初版発行より早数十年、それでも読み継がれているという辺りが本書の魅力を伝える一番の手段かもしれません。

大切なことは「自分がどのように行動するか」です。
その行動の後に、周囲の人間の動きや成果がついてきます。

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