2009年9月27日日曜日

面白いほどよくわかる論語


論語とは、中国の大思想家である孔子やその弟子たちの言葉をまとめたものです。
日本においても古くより教育の中に多く取り入れられたりしていました。
戦前、戦中あたりにやや恣意的な活用をされたことにより、現在では忌避感を持たれている向きもあるのですが、書かれていることは「自分を律することの重要性」や「他人と上手く関わっていくには」といった非常に自己啓発的な内容となっています。


前回ご紹介した「人を動かす」との間には実に2,400年ほどの時間差が存在します。
しかしながら、その内容には類似性も多く見られ、古今東西、人間が悩むことやその行動指針や大して変わっていないらしい、なんてことが何となく感じられました。


本書は「論語」に関する入門書です。
特徴は「字が大きくて、絵があって、読みやすい」ということです。
こう書くと何だか馬鹿にされる向きがあるかもしれませんが、私のような「論語初心者」にとっては大変にありがたい本でした。
これまでまったく論語に触れたことのない方にとって、とても良い一冊なのではないかと思います。

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