2009年7月18日土曜日

企画脳


私自身が現在追い求めていることに「楽しさ」「面白さ」というものがあります。
このご時世にあって、多くの人が楽しんだり面白いと思ったりすることを忘れている、あるいはそれが罪だとすら思っているのではないかと感じているからです。

しかし、成果を生み出している社長さんの多くが趣味を持っていることからも分かるのですが、何かを楽しんでいない人間に良い仕事は生み出せません。
また「自分を変える」「今持っているものを捨てる」といった行為に対して後ろ向きな考え方しか持てない人が成果を出すことはほとんどありません。
成功する社長は現状を変える、捨てるということについて冷静に、且つ前向きに捕えています。
それらの行為を楽しみ、面白いと思える人こそが大成するのです。


こと現在に至り、必要な能力は「仕組みを作ること」であると考えています。
もう少し言い換えるならば「面白さを仕組む、企画する」とでもなりましょうか。
良い仕事をするだけでは全く足りず、いかにエンタテイナーとして振る舞えるのかが問われているのではないかと。

本書は稀代のヒットメーカー秋元康さんが書かれた企画に関する本です。
非常に平易な文体で経営者、サラリーマン、自営業者等々、全ての人が押さえておくべき事項がつらつらと書かれています。


大勢から受け入れられることを求めないがゆえに、結局は大勢から受け入れられている。
氏のマスコミ活動だけでは分からないお話が満載です。

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