2009年12月17日木曜日

最新戦略物流の基本とカラクリがよ~くわかる本



良著です。

物流対策というと自分のような小さな会社には関係がない、なんて考えてしまいがちです。
しかしながら、実は物流というものはどんなに小さな企業においても非常に大きなポイントを占めています。

・適切な在庫水準をどのように保つのか
・小口での輸送は出来るのか
・資材調達のタイミングをどのように図るのか

これらはすべて物流という分野の一側面と考えることができます。

「在庫に問題がなく、顧客に適切なタイミングで商品が届くように調達のタイミングがバッチリとることができている企業」であれば物流対策は必要ないでしょう。
しかし、そんな企業はそうそう存在しませんし、だからこそ物流について検討する必要性があるのです。


本書は物流を戦略面から考えるための入門書として非常に優れています。
私自身が常に気をつけている「キャッシュフロー経営」の考え方についても、大変よくまとまっています。

「物を売る」というお仕事をされている方には広く読んで頂きたい本です。

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