2010年7月17日土曜日

雑誌のカタチ 編集者とデザイナーがつくった夢



私が愛読している「週刊アスキー」の中で毎週面白いコラムを書かれている山崎浩一さんが「雑誌に関する話」を雑誌に連載したものをまとめたものです。


雑誌、読んでいますか?
おそらく「何も読んでいない」という人が相当数にのぼるのではないかと。
また、最近の雑誌はその多くが「こういうことのために役立つもの」とその目的を絞る傾向にあります。
しかし、その方向性を目指してしまうと、結局はウェブというツールに駆逐されることになるでしょう。

本書の中でも触れられていますが、雑誌にとっての要は「雑」な部分なのだと思います。
決して「純」ではなく「雑」な部分にこそ、雑誌が雑誌というメディアとして存在する意義があるかと。


「自分が興味あるものにだけ触れていく」ことに対する一つの啓示として。

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