知っているようで知らない、知らないようで知っている。
(恥ずかしながら、私なぞもその典型です)
多くの日本人にとってそんなお話の筆頭にも挙げられる「ギリシア神話」に関する入門書です。
多くの漫画やゲームなどにおいてギリシア神話は元ネタで使われているので、本書を読み進めていると「あ~アレの元ネタってこれだったのね。」と分かることが多々あります。
このギリシア神話のような世界は、特に欧州の人などにとっては非常に馴染み深いお話ですので、当然のことながら彼ら、彼女らの思考論理の形成に影響を与えています。
ヨーロッパのお話、アメリカのお話、中国のお話、壮大さは同じようでもその趣は大きく違うように感じられます。
そしてその傾向が、今持って現代における思考方法の差異につながっているのではないかと。
そのような差異が、歴史的な事実だけではなく想像上の話などもベースにしていることは踏まえておいた方が良いのではないかと思います。
(欧米発祥の哲学の中には、ギリシア神話から発想を得ているものなどが沢山あります)
一つの「知っておいて損はない雑学」として。
0 件のコメント:
コメントを投稿