2011年1月24日月曜日

疲れない体をつくる「和」の身体作法



能の世界では80歳、90歳で現役ということも珍しくないそうです。
むしろ高齢を迎えたからこそより美しく舞うことができるようになるそうです。

それを可能にする身体意識として「からだではなく身」「芯、コア」などが挙げられます。
最近の言葉を使うならば深層筋というものが有名でしょうか。
能においては外側の筋肉ではなくこの内側の筋肉を多用します。

内側の筋肉を上手に使えるようになると、呼吸が深く確かなものとなり、判断力などにも大きな影響を与えます。
また胴体部(背・腹)を上手に使えるようになることで疲れにくく、高パフォーマンスな身体を保つことが出来るようになります。

改めて「健康」という言葉は思ったよりも意味が深いことを思い知らされます。
単に病気をしないだけではなく身体そのもののパフォーマンスを向上させていくようにしたいものです。

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