2011年1月24日月曜日

心が楽になるホ・オポノポノの教え



ハワイの民間信仰であるホ・オポノポノというものがあります。
神聖なる存在ディヴィニティからインスピレーションを受けて行動をすることで物事が上手くいく、という行動原理です。

とかく人間は「考える事」で詰まってしまいがちです。
ハワイの言葉で「ク・カイ・パ」というものがあるそうです。
考えすぎて心が詰まっている状態を意味するのだとか。
昨今のストレスが強まっている社会にあって、心の便秘を起こしている人は相当多いでしょう。

本来のホ・オポノポノは集団でやるものらしいですが、本書ではそれを一人で簡単にやる方法が紹介されています。
やり方は至って簡単で、何かあるごとに

「ありがとう、愛しています、ごめんなさい、許してください」

この4つの言葉を唱えるだけです。
順不同、言いたいものだけを言えば良い、実際には口に出さず心のなかでつぶやくもよし、しかも感情を込めず、機械的につぶやくだけで大丈夫というお手軽さ。


科学的根拠を求められれば返答をすることはできないお話です。
しかし「有用な技術」であるからこそ民間信仰というものは続いてきたわけです。
論理が不明瞭であろうとも、役に立つのであれば使えば良いのだし、少なくとも損はしないのではないかと。

本書を読んでいて思い出しましたが、人間は「怒ること」に対して中毒性を持ちやすいらしいです。
なにかのニュースを読むにつれ「けしからん」と怒っているのもその習性なのだとか。
当然、心身には良い影響を与えません。
「良い感じに生きること」を目指されている方には、中々使える技術なのではないかと。

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