2009年2月19日木曜日

戦略PR 空気をつくる。世論で売る。



昨日ご紹介した「明日の広告」と兄弟関係にあるような本です。
繰り返しになりますが「明日の広告」では現代の消費者に商品を買ってもらえるような広告を考えるには、以下の2点が重要であるという指摘がされています。
・消費者視点
・各メディアごとの特性を掴み、部分最適を目指す

そして本書ではこれらの前段階でもある「世論」というものを作り出すことの重要性が訴えられています。
「明日の広告」でも本書でも広告はラブレターに例えられていますが、本書は「ラブレターを相手に渡す前に、良い返事を貰えるような雰囲気を作っておくこと」について解説がされています。
(雰囲気を作った後に実際にどのように手渡すかについて書かれているのが「明日の広告」です)


「世論なんてそう簡単に作れるのか?」
「大きな企業じゃないと無理なのでは?」
といったもっともな疑問についても本書はきちんと答えています。

二冊併せて読むことで、より大きな価値を引き出すことができます。

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