2009年10月25日日曜日

哲学的な何か、あと数学とか



実は前著「哲学的な何か、あと科学とか」も読んでいるのですが、まずはこちらをご紹介。

「数学=無機質な記号の羅列」というイメージを覆す一冊。
私自身は決して数学が得意なわけではないのですが、数学史のようなものには非常に興味があったりします。
以前ご紹介したポアンカレ予想だとか、リーマン予想の話などを聞いていると結構楽しめるクチです。

本書は「フェルマーの最終定理」が如何に証明されたのかについて、その歴史を語っています。
そこに存在するのは非常に人間臭く、目の前にある「そのもの」に真摯に向き合おうとするひたむきな人生そのものです。

一つの歴史読み物としてお勧め致します。

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