2008年12月2日火曜日

ドラッカー入門ー万人のための帝王学を求めて



多様な学問分野の研究において多大なる貢献を遺したドラッカーという人物がいます。
彼の著作は経営全般・マーケティング・社会学・哲学等、非常に広い分野に渡っています。
その著作の大部分の邦訳を担当した上田惇生氏によるドラッカー論です。

ドラッカー氏自身が「対象の思想を最も効率よく理解できるのは、その翻訳を担当することだ」と述べている通り、上田氏のこの本はドラッカーの思想をとても効率よく学ぶことが出来ます。
自分をマネジメントすることの重要性、多様性を受け入れることの重要性、高齢化社会を迎えるに当たっての心構え等、氏の言葉はまるで現在起こっている問題の全てを予見していたかの如く語りかけてきます。


閉塞感が漂う現代日本において最も必要なのは、個々人が自分をマネジメントすることを目指すことなのだと私は考えます。
企業経営者も、サラリーマンも、大人も、子供も、男も、女も、皆自分を「経営」する発想が必要なのではないでしょうか。
必要なのは「超一流のサラリーマン」を目指すための考え方と技術・手法です。


是非一度お読みになってみてください、目から鱗の連続が待っているかと。

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