2008年12月10日水曜日

ビジネススクールで身につける 会計力と戦略思考力



会計というと「簿記」だとか「仕訳」、「帳面」や「転記」といったお話が思い浮かぶのではないでしょうか。
これらも確かに会計の一部ですが、全てではありません。
会計とは「企業活動の金銭的な側面を評価するための学問・ツール」であって、決して手続きだけを踏んでいれば終わるようなものではありません。


この本は「会計帳面を作る」のではなく「会計帳面を使う」ための基本的な考え方を学ぶことが出来ます。
会計帳面を利用することで、その企業の問題点やこれからの行動指針など、様々な検討や分析における重要な指針とすることが出来るのです。

いくつかの例題が含まれており、会計知識ゼロの状態から始めても楽しめるように工夫が凝らされています。
文庫本一冊で非常に多くの内容を学ぶことができます。
コストパフォーマンスにも優れたこの一冊、強く推奨させて頂きます。

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