2008年12月2日火曜日

管理会計



一口に会計といっても実は色々な種類があります。
投資家などの外部関係者に対して公表するために利用される会計手法を「企業会計」と呼びます。
それに対して内部関係者が企業活動における意思決定や戦略の構築のために利用するための会計を「管理会計」と呼びます。

会計という仕事を「帳面を作ること」と「作った帳面を使うこと」の二つに分けるとすると、企業会計と管理会計の違いは「帳面の使い方」の違いにあると言えます。

本書は管理会計についての大学生用テキストです。
その世界では非常にメジャーなテキストであり、分かりやすい例題と多くの実例が用意されています。
全てを網羅的に読むとそれなりに大変ですが、拾い読みをするだけでも会計的な側面に触れることが出来ます。
「会計を使うということはこういうことなんだ」ということを実感したい方には良い一冊と言えるでしょう。
なお、テキスト内の例題については別売りの解答集が用意されています。

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