2008年12月3日水曜日

フィリップ・コトラーの「マーケティング論」がわかる本



マーケティングという学問は「広告・広報」や「営業」といった分野のみを対象にしたものではありません。
マーケティングとは「目的を達成するための仕組みを作る」ためのものであり、非常に広い範囲をカバーしている学問です。


フィリップ・コトラー氏は現代マーケティング論の始祖のような存在です。
経営をするにあたり、自社(または自分)をどのような位置づけに置くのか。
その位置でどのような事業活動(他者との差別化や販売促進など)を行うのか。
顧客は自社にどのような価値提供を望んでいるのか、また自社はどのような価値を提供したいのか。

基本姿勢にあるのは「顧客第一主義」です。
まず最初に買い手があり、そこに売り手が入っていくことから事業が成り立ちます。

この本はそのコトラー氏の理論の本当のさわりを非常に簡潔にまとめ、図解化したものです。
とりあえずこの一冊を読んでから氏のより難しい本へと進むと、理解がしやすいのではないかと思います。

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